代表挨拶

私がブリッジインターナショナルを設立したのは、「誰もが無限の可能性を持っている」という確信からです。20歳の時、手元に6円しかなく、TOEICはたったの280点でした。そんな私が３年半で通訳としてデビューし、27歳で年収1000万円を手にしたのです。「誰もが、思い描く未来を実現できる」という自らの経験こそ、今の経営の礎となっています。

人生の転機は、世界的コーチのアンソニー・ロビンズ氏の同時通訳との出会いでした。当時の私は、資格は持っていても自分を信じられずにいました。「セミナー事業は、人生を豊かにする社会貢献だ」という彼の言葉に出会い、心から共感したのです。

私も、誰かの人生に寄り添える存在になりたい。2009年、ブリッジインターナショナルを設立しました。従来の英語教育の枠を超え、脳科学を活かした実践的な英語力を育む新しい学び方を生み出したのです。

一人ひとりが自分の可能性を信じ、その力を組織や社会に活かしていく。そして、その実りが個人の成長につながっていく。この温かな循環を生み出すことが、私の使命です。

通訳者として出会った3,000名を超える世界のリーダーたち。各国の首脳、ノーベル賞受賞者など、きらめく才能の持ち主たちが、経営者としての私の目に新しい景色を映し出してくれました。どの方も、「未来は自分の手の中にある」という確信に満ちていました。

その学びと、最新の科学理論を組み合わせて、独自の経営メソッドを開発しました。企業や個人が秘めている可能性を引き出し、長く続く成長につなげます。今では、オンライン講座を通じて2,000万人以上の方々にお届けし、多くの企業で売上アップやチームの活性化といった成果を結んでいます。

経営者の方々と向き合う中で、特に心に残っているのは、一人の人間としての悩みに寄り添う時間です。多くの経営者が、子どもの頃の辛い経験や過去の傷を抱えていて、それが経営の判断やリーダーシップに影響を与えているのを見てきました。

こうした課題は、ただ論理的なアプローチだけでは解決が難しいものです。私は、その方の行動パターンや心の奥に向き合い、本質的な変化を生み出せるようサポートしています。経営者の心の変化が会社の成長を促し、やがて企業の持続的な発展につながっていくのです。

今までの経済は「足りない」という不安から、限りない生産と消費を求め続けてきました。でも、ふと立ち止まって見渡せば、私たちの周りには既に豊かな恵みが広がっています。

誰もが本来持っている輝きを、存分に放つことができる社会。環境に流されるのではなく、自分らしい道を歩める世界。そんな未来を目指して、私は「愛の経済」を広めていきたいと思います。

AIと共に生きる時代を迎え、必要以上の労働から解放され、本当に大切なことに目を向けられる世界が、もうすぐそこまで来ています。お互いの個性を認め合い、共に新しい価値を育んでいく。そんなビジネスの形が、これからの豊かさを作っていくのではないでしょうか。

小さな一歩が大きな波紋を描き、一人ひとりの自分らしさが社会の課題をやさしく溶かしていく。経済の成功と心の豊かさは、まるで木漏れ日のように重なり合います。

みんなで想いを重ね、分かち合える愛のあるビジネス。そんな温かみのある世界を、皆さまと一緒に築いていけたらと願っています。